成人病が怖いなら

成人病と言ってもいろいろあり、生活習慣病とも言われ生活習慣が影響していると考えられています。命にかかわる重大な症状を引き起こすものや日常生活に支障をもたらすものもあるため気を付け、知識を持って対策をしていくことが必要になります。

成人病を恐れる男性

成人病と遺伝の関係

成人病と呼ばれる生活習慣病は、ストレス、喫煙、偏った食事など様々な要因から引きおこります。それらが進行し重症化すると高血圧症、脂質異常、肥満、糖尿病がに発展します。自覚症状がない血管に異常がみられると、血管の壁にコレステロール等の脂質分が固まり血流が悪くなるのが特徴です。心筋梗塞や、脳梗塞に繋がり突然死に至ってしまいます。その成人病ですが遺伝的な要因もあります。家族全員が肥満である、親類に血圧の高い人が多いなど漠然と感じることはあるのですが、科学的根拠はいまだに解明されていません。染色体異常など遺伝子に異常がみられる場合は少数の例外を除いて遺伝が関係します。その為生まれつき生活習慣病になりやすい遺伝子が多い人は規則正しい生活をしていても成人病になるリスクが高く発症する可能性があります。その遺伝子を持っていなくても、不規則な生活等が重なると成人病に発症してしまうのは言うまでもありません。近年、遺伝子に関する医学研究が行われまだ研究段階ですが生活習慣病になりやすい遺伝子が解明されています。さらに研究が進んで成人病に関係する遺伝子が解明できれば、予防に大きく貢献するでしょう。まだ遺伝子医学は発展途上で今は、自分自身で予防を実施するしかありません。特に遺伝要素を持つ人は生活習慣の改善、維持を続け少しでもリスクを減らす努力が必要です。肥満家系のひとは1日30分、早歩きや汗をかく程度のやや強めの運動をし、食生活を改善しましょう。運動をすると体重はあまり変化はなくても、肝臓に溜まった脂肪が減少するほか善玉コレステロールや肝炎を防ぐ物質が分泌されるデータもあります。まずは生活習慣を見直し、遺伝の有無関係なしに自己管理が最大の予防です。

成人病と食生活と運動

成人病の特徴となっているのは生活の中に一つとは限らない原因があり、それらが積み重なって身体に影響を及ぼしてきていることによって発症してしまうという点があります。高血圧のように塩分の過剰摂取が原因とされるものもありますが、原因はそれだけではなく、運動不足で血行が悪くなっているために血液や血管の状態が悪化してしまったり、食べ過ぎるのに運動習慣がないことで肥満になっていることが原因になったりすることもよくあります。そういった様々な形での生活習慣が影響するのが成人病の特徴であり、さらには成人病の一つが他の成人病の発症リスクを高めることも知られています。その予防や改善の上で重要になるのが食生活と運動への着目であり、医療機関にかかった場合でも基本となるのは食事療法と運動療法となっています。成人病の入り口となりやすいのが高血圧、脂質異常症、糖尿病といったものであり、これらの疾患を発端として様々な疾患を合併していってしまうことが多々あります。こういった疾患の場合には高カロリー食や高脂肪食、塩分のとりすぎや甘いものの食べ過ぎなどが原因となりやすい食習慣です。これに加えて運動によるエネルギー消費が少ないと脂肪が蓄積しやすくなり、肥満をともなってどの疾患も起こりやすくなってしまいます。そのため、適度な量である腹八分目に食べる食生活や塩分の調節、定期的な運動習慣を作ることなどによって予防も改善も行っていける可能性が高いのが成人病の特徴となっています。特に予防効果は顕著であることから、将来に備えて食生活の見直しや運動の心がけを行っていくというのは賢い方法であり、国をあげて推奨されていることになっているのが現状です。

成人病の人の日常生活

成人病にはがんや脳卒中、心筋梗塞などの致命的なものを筆頭として、患者数の多い高血圧や脂質異常症、糖尿病などの様々なものがあります。それぞれ症状こそ全く違うものの、原因が生活習慣に根ざしているとされている点で共通している部分があり、成人病になってしまうと日常生活の中で同じようなことを心がけていかなければならなくなります。成人病の人の日常生活の中で基本的に気をつけなければならないのは食事と運動であり、それに加えて成人病のリスクを高める習慣を減らすということが必要になります。食事の面では暴飲暴食を避け、適切なカロリー摂取量を守るようにするということが基本になります。それに加えて栄養素に十分に注意し、ビタミンやミネラルを過不足なく摂取し、三大栄養素と食物繊維のバランスを考慮した食生活を送ることになります。一方、運動の習慣をつけるということが大切であり、ジョギングやスポーツを週に何度か行うという運動習慣をつけていくということが行われるようになります。また、成人病のリスクを下げるため、たばこをやめたり、アルコールの摂取を控えたりするということも心がけるようにして生活を送っていくのが基本です。それに加えて、十分な睡眠をとってストレスを溜めないようにするということも重要視されており、毎日を自分を労ることを中心に考えて生活していくことが大切になります。こういった生活を送りながら、定期的に健康診断に通うことによって自分の成人病が良い方向に向かっているか悪い方向に向かっているかということを把握すると共に、他の成人病を合併してしまっていないかということを確認するというのが日常生活の中に盛り込まれることになります。